Bullet Palette

ハッサム、燃ゆ

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 閲覧ありがとうございます。

 当ブログの記事は基本リンクフリーですので自由に載せて頂いて構いません。

 

【自己紹介】

HN:チャンタ

好きなポケモンハッサムブラッキー

出身:愛知県

趣味:野球、ゴルフ、麻雀、アニメ、漫画など

好きな漫画:ワールドトリガー、ナルト

好きなラノベようこそ実力至上主義の教室へ

 

【戦績】

○USMシングルレート

s12:358位/2000

 

○剣盾シングルランクバトル

s14:50位/2068, 79位/2054

s17:94位/2011

s21:74位/2107

s33:70位/2004

s34:83位/1973

 

○SVシングルランクバトル

s3:55位/2181.413

s12:31位/2116.117

 

○オンライン大会

・第6回からきおす杯(ベスト16)

(チームメンバー:いかたこ,ししゃも,にゅうたろう,くろぶち)

・バトンオン(1位)

・第2回トンコツ杯(4位)

・第4回TOP25%禁止杯(5位)

・第5回TOP25%禁止杯(4位)

・終焉のミエイ杯(1位)

 

○オフライン大会

・金字塔

・巫女笛(ベスト8)

・ポケリーグ#2

 

 

構築記事を中心に自己満でなにか書いていくのでよろしくお願いします。

 

 

 

【SV s3シングル】ハッサムガブミトム【最終55位】

【始めに】

 閲覧ありがとうございます。最終日前日に風邪を拗らせ命を削りながら戦ったチャンタです。

 今回はポケモンSVランクバトルs3で使用した構築を紹介します。

 

【並び】

f:id:revolver_13:20230301222753j:image

*レンタルはそのうち消えるので触ってみたい方は早めに取得をお願いします。

 

【構築経緯】


 環境に存在する多くのポケモンに初動が安定し、蜻蛉返りによる大きな削りから有利対面を作る動きが強いと感じ、突撃チョッキハッサムを構築の始点としました。次に、ハッサムの対面操作から着地させるポケモンとして、パラドックスを含め多くの相手をハッサムの蜻蛉返り+地震で縛ることができるスカーフガブリアスを採用しました。そして、地震で拘ったガブリアスを起点にしてくるカイリューと飛行テラスタルトドロクツキに後投げが可能なHB水ロトムを加え、この3匹を構築の軸に据えました。


 上記の3匹では特殊打点に乏しく、アーマーガア、ラウドボーン、ブラッキーといった物理受けや、コノヨザルに詰まされる展開になりかねないので、特殊の通し枠としてハバタクカミを採用しました。


 ここまでで一定数存在するキョジオーン+ドオー+アーマーガアの並びを崩すことが困難なので、汎用性を保ちながらこれらの並びに強く出られる脱出パックモロバレル+地面テラスタルテツノドクガを採用しました。


 以上で構築が完成しました。

 

【個体紹介】

ガブリアス(炎)@拘りスカーフ
性格:意地っ張り 特性:鮫肌
実数値:183-200(252)-116(4)-x-105-154(252)
地震 逆鱗 テラバースト 岩石封じ

 技構成は一致高打点として地震・逆鱗、S操作技の岩石封じ、アーマーガアへの打点として炎テラバーストをそれぞれ採用しました。テラスタイプは炎テラバーストを打てるかつ氷半減の炎を選択しました。

 ハッサムとの相性補完に優れており、カイリューが減少していた関係で通りも非常に良かったです。岩石封じはSブーストしたテツノツツミをテラスタルを切りながら2発で倒したり、カイリューやトドロクツキの起点回避、Sブーストのビルドアップイダイナキバをハバタクカミで縛るなどできて便利でした。炎テラスタルはテラバーストを打てるだけでなく、ハバタクカミのムーンフォースやセグレイブの氷の礫の被ダメを抑える受けの補完としても優秀で、行動回数を稼ぐ方法でテラスタルを切ることも多かったです。

 

ハッサム(悪)@突撃チョッキ
性格:意地っ張り 特性:テクニシャン
実数値:175(236)-200(252)-122(12)-x-101(4)-86(4)
バレットパンチ インファイト 泥棒 蜻蛉返り

A最大、H16n-1最大
S無振りブラッキー抜き、無振りアーマーガア抜かれ
Bカイリューの鉢巻飛行テラバーストの耐える乱数を上げ余りD

 技構成は本体のバレットパンチ、対面操作技の蜻蛉返り、ジバコイルとドドゲザンへの打点としてインファイト、サーフゴーへの打点として泥棒をそれぞれ採用しました。テラスタイプはサーフゴーへの打点を伸ばす悪を選択しました。

 ほとんど初手に置いてハッサムで対面勝てる相手には倒せる技を、勝てない場合は蜻蛉返りから後ろで縛る動きをとります。基本的に対面に通る技を選択すれば良いので非常に使いやすかったです。悪テラスタルは泥棒の打点を上げるだけでなく、シャドーボール、影うち、不意打ちの被ダメが抑えられる点も偉く、珠ミミッキュを後投げから倒せたり、ドドゲザンの剣舞不意打ちを耐えて勝つ試合があったりと有用な場面が多かったです。

 最終日は8割選出し、選出したうちの8割を初手に置いた相棒。

 

ロトム(鋼)@オボンの実
性格:図太い 特性:浮遊
実数値:157(252)-x-174(252)-126(4)-127-106
ハイドロポンプ ボルトチェンジ イカサマ 鬼火

 技構成は一致打点のハイドロポンプ、対面操作技のボルトチェンジ、セグレイブやカイリューの打点となるイカサマ、物理受けの役割を遂行しやすい鬼火です。テラスタイプはセグレイブの巨剣突撃やカイリューの神速・逆鱗を半減にする鋼を選択しました。

 ハッサムガブリアスがきついラウドボーン、ヘイラッシャ、アーマーガアなどに安定した引き先となれる点が偉かったです。またセグレイブに対面で勝てたり、竜舞カイリューに後投げできる点が優秀であり、物理ポケモンにとりあえず投げて鬼火を押すだけで強かったです。

 

ハバタクカミ(炎)@拘り眼鏡
性格:臆病 特性:古代活性
実数値:131(4)-x-75-187(252)-155-205(252)
ムーンフォース シャドーボール マジカルフレイム 滅びの歌

 技構成は一致打点としてムーンフォースシャドーボール、鋼への打点としてマジカルフレイム、ギミック系を咎める滅びの歌をそれぞれ採用しました。テラスタイプは氷の礫とミラーのムーンフォースの被ダメを抑える炎を選択しました。

 受けるのが非常に難しいポケモンなので、ダメージを与える対面操作技から着地させて動かすのが強力でした。滅びの歌は一定数存在したムラっけ運ゲや小さくなるバトン、壁展開からの瞑想クエスパトラにeasyがとれるのが偉かったです。

 

テツノドクガ(地)@ブーストエナジー
性格:臆病 特性:クォークチャージ
実数値:155-x-86(44)-187(212)-130-178(252)
炎の舞 ヘドロウェーブ テラバースト 身代わり

S最速
Bテラスタル後キョジオーンの塩漬けを身代わりが2耐え
余りC

 技構成は一致打点の炎の舞・ヘドロウェーブ、ドオーやラウドボーンへの打点として地面テラバースト、キョジオーンの塩漬けを起点にする身代わりをそれぞれ採用しました。テラスタイプはキョジオーン+ドオーの並びを崩せる地面を選択しました。

 キョジオーン絡みに強く、汎用性を損なっていないため選出されなかった場合も腐ることが少ないのが非常に使いやすかったです。キョジオーンのいないスタンにもよく選出しました。このポケモンの使用感はめざ地アーゴヨンを彷彿とさせました。

 

モロバレル(水)@脱出パック
性格:図太い 特性:再生力
実数値:221(252)-x-134(252)-105-101(4)-47(個体値低)
リーフストーム クリアスモッグ イカサマ キノコの胞子

 技構成は脱出パックを活用することで対面操作技となるリーフストーム、起点回避のクリアスモッグ、物理への高打点としてイカサマ、有利対面を作ったときにアドがとりやすいキノコの胞子をそれぞれ採用しました。テラスタイプはウルガモスの炎の舞とセグレイブのつらら針を半減できかつ地面が等倍の水を選択しました。

 キョジオーンに後投げでき、下から大きな削りを入れながら無償でアタッカーを着地できる性能を評価しました。こちらも汎用性が高く、受けにくいテツノカイナにクッションの役割を担ってもらうなどスタンに投げることも何度かありました。

 このポケモンを使う場合、ミラーで下をとるために呑気A0S0個体の方が良いです。僕は個体を用意できなかったのとレンタルの仕様が変更になり作り直したくなかったので諦めました。

 

【選出】
対面操作枠1~2匹
+アタッカー1~2匹

・最も多かった選出

5割くらいはハッサムガブミトムの選出をしました。

 

【結果】

TN ワンチャンス 最終55位/2181.413

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【終わりに】

 ここまで読んで頂きありがとうございました。

 なにかあれば、
チャンタ (@chanta_poke) / Twitterまでお願いします。

 

【Special Thanks】

・構築を一緒に考えてくれたりむ

・助言をくれた塩麹くん

・個体を提供してくれたねこ

 

 

 

【SV s2シングル】ミトムハッサムカイリュー【最終69位】

【始めに】

 閲覧ありがとうございます。自分では勝てない構築デザイナーのチャンタです。

 今回はポケモンSVランクバトルs2で使用した構築を紹介します。

(表題の結果は同じ構築を使用した友人の結果です。)

 

【並び】

f:id:revolver_13:20230201121335j:image

*レンタルは公開していません

 

【構築経緯】


 最も好きなポケモンであるハッサムを構築の始点としました。ハッサムを動かす上で、厄介なカイリューに対して、蜻蛉返りでマルチスケイルを潰しながら着地させた際に高火力で崩していけるポケモンが必要でした。そこで、型の匿名性も含め最も強力だと感じた鉢巻飛行テラバーストカイリューを採用しました。ハッサムにはカイリューの拘り解除用のクッションとしての性能が上がる突撃チョッキを持たせました。そして、鉢巻カイリューが1匹倒した後にスキを見せるセグレイブや、地震で拘った際に死に出しされるカイリューに後投げが可能なHB水ロトムを加え、この3匹を基本選出としました。


 上記の3匹では全体的に素早さが遅く、ドラパルトなどにテンポをとられやすいため、電気の一貫を切りつつ有利に展開できるスカーフフェアリーテラスタルガブリアスを採用しました。


 ここまでで水ロトムが重いため、初手の選出をためらわせることを期待してマスカーニャを採用しました。


 最後に水ロトムの鬼火と合わせて詰ませの展開を狙えるラウドボーンを採用しました。


 以上で構築が完成しました。

 

【個体紹介】*並び順

カイリュー(飛)@拘り鉢巻
性格:意地っ張り 特性:マルチスケイル
実数値:175(68)-204(252)-115-x-120-124(188)
テラバースト 地震 逆鱗 神速

A特化
S大体のカイリュー抜き
余りH

 技構成は一貫性の高い飛行テラバースト、最高打点の逆鱗、鋼への打点として地震、先制技の神速をそれぞれ採用しました。テラスタイプは飛行テラバーストが打てる飛行を選択しました。

 採用当初はテラスタル前提のポケモンだと考えていましたが、テラバースト以外の3つ技で鉢巻カイリューとしての性能が成立しているのでテラスタルを切らずとも十分な強さを発揮でき、他のポケモンにテラスタルを残す柔軟な動きをとることも可能でした。

 

ハッサム(悪)@突撃チョッキ
性格:意地っ張り 特性:テクニシャン
実数値:175(236)-200(252)-120-x-100-88(20)
バレットパンチ 瓦割り 泥棒 蜻蛉返り

 技構成は本体のバレットパンチ、対面操作技の蜻蛉返り、一定数増えていた壁構築へのメタとして瓦割り、サーフゴーへの打点として泥棒をそれぞれ採用しました。テラスタイプはサーフゴーへの打点を伸ばす悪を選択しました。

 突撃チョッキを持たせることでゲンガー、クエスパトラ、サーフゴーなどへクッションとなれる範囲が広げられるため、多くの構築に選出することができました。また、当たり前ですが、拘らないためバレットパンチ読みで後出ししてくるサーフゴーやドドゲザンに対して引くことなく殴っていける点も強かったです。

 

ロトム(鋼)@オボンの実
性格:図太い 特性:浮遊
実数値:157(252)-x-174(252)-126(4)-127-106
ハイドロポンプ ボルトチェンジ イカサマ 鬼火

 技構成は一致打点のハイドロポンプ、対面操作技のボルトチェンジ、セグレイブやカイリューの打点となるイカサマ、物理受けの役割を遂行しやすい鬼火です。テラスタイプはセグレイブの巨剣突撃やカイリューの神速・逆鱗を半減にする鋼を選択しました。

 カイリューハッサムがラウドボーンやヘイラッシャと偶発対面した際に安定した引き先となれる点が偉かったです。セグレイブに不利な顔をしながら対面で勝てたり、物理ポケモンにとりあえず投げて鬼火を押すだけで強かったです。

 

ガブリアス(妖)@拘りスカーフ
性格:意地っ張り 特性:鮫肌
実数値:183-200(252)-116(4)-x-105-154(252)
地震 逆鱗 岩石封じ テラバースト

 技構成は一致高打点として地震・逆鱗、S操作技の岩石封じ、対ドラゴン性能を高めるフェアリーテラバーストをそれぞれ採用しました。テラスタイプはドラゴンと対面した際に強く動かすことができるフェアリーを選択しました。

 ハッサムと組んでいるガブリアスは起点づくりに見えるためか相手がテラスタルをほとんど切って来なかったので従来のタイプ相性通りに選択した技がよく通りました。

 

マスカーニャ(悪)@気合いの襷
性格:意地っ張り 特性:新緑
実数値:151-178(252)-91(4)-x-90-175(252)
トリックフラワー 叩き落とす 挑発 不意打ち

 技構成は一致打点のトリックフラワー・叩き落とす、先制技として不意打ち、ラウドボーンと合わせて受け構築に抗える挑発をそれぞれ採用しました。テラスタイプは後投げされやすいカイリューウルガモスへのはたき落とすの打点が上がる点、スカーフサーフゴーを不意打ちで縛れるようになる点を評価し悪を選択しました。

 挑発は受け構築の物理受けの回復を封じ、ラウドボーンでHP割合勝負のTODを狙う動きが可能になったので有用でした。

ラウドボーン(妖)@食べ残し
性格:図太い 特性:天然
実数値:211(252)-x-161(212)-130-95-92(44)
フレアソング テラバースト 身代わり 怠ける

 技構成は最強技のフレアソング、ドラゴンに強くなるフェアリーテラバースト、キョジオーンを嵌められる身代わり、詰ませを狙える怠けるをそれぞれ採用しました。テラスタイプは高打点ドラゴン技を無効にできるフェアリーを選択しました。

 ロトムの鬼火やマスカーニャのはたき落とすと組み合わせることで広い範囲に詰ませの動きを狙える点が強かったです。

 

【選出】

・基本選出

7割くらいこの選出をしました。

 

【結果】

使用者 りむ (@hasarimu_poke)
TN バイオレット 最終69位

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使用者 チャンタ
TN スカーレット 最高62位/最終271位

f:id:revolver_13:20230201121434j:image

 

【終わりに】

 ここまで読んで頂きありがとうございました。

 なにかあれば、
チャンタ (@chanta_poke) / Twitterもしくは
りむちょ (@hasarimu_poke) / Twitterまでお願いします。

 

【Special Thanks】

・構築を一緒に考え結果を残してくれたりむ

・個体を提供してくれたねこ、ぽいこ

 

 

【SV s1シングル】ガブハッサムドラパマスカーニャ【最終87位】

【始めに】

 閲覧ありがとうございます。チャンタです。

 今回はポケモンSVランクバトルs1で使用した構築を紹介します。

(表題の結果は同じ構築を使用した友人の結果です。)

 

【並び】

*レンタルは消えています。

 

【構築経緯】


 ハッサムは鉢巻バレットパンチで上から縛れる範囲が広い点が優秀であり最も好きなポケモンのため使用を決めました。しかし、ハッサムを通すためには相手のポケモン全てをバレットパンチの圏内に押し込む必要があります。そこで、ステルスロックドラゴンテールを覚えたガブリアスと組み合わせることにしました。これにより、多くのポケモンに削りを入れることができ、またドラゴンテールを嫌ってフェアリーテラスタルを切ってくる相手や地震を嫌って鋼からタイプを変えてくる相手に対しハッサムで縛れる範囲が広がる点が強力だと考え、ガブリアスハッサムの並びを構築の始点としました。


 次に、ハッサムと相性補完に優れたアタッカーとしてドラパルトを採用しました。一致テラスタルのドラゴン技が非常に強力で、相手がフェアリーテラスタルを切ってこなければドラパルトが通り、切ってくればハッサムが通るという縛り関係を形成しました。また、両刀にすることで受け駒で止まらないため、この枠に崩しも担ってもらいました。


 次に、相手のスカーフサーフゴーやドドゲザンが重いため、これらのポケモンを縛ることができるマスカーニャを採用しました。


 ここまでで構築が対面に寄っているため、ハッサムとのサイクル選出が可能でかつ地面の一貫を切ることができる水ロトムを採用しました。


 最後に、一定数存在するキョジオーンのメタとして身代わりラウドボーンを採用しました。


 以上で構築が完成しました。

 

【コンセプト】

ガブリアスで荒らした後、ハッサムorドラパルトorマスカーニャを通す

・トンボルチェンのサイクルから一貫を作る

 

【個体紹介】*並び順

ドラパルト(龍)@命の珠
性格:無邪気 特性:すり抜け
実数値:163-141(4)-95-152(252)-85-213(252)
流星群 シャドーボール 火炎放射 ドラゴンアロー

 技構成は一致打点として流星群・ドラゴンアロー・シャドーボール、鋼への打点として火炎放射をそれぞれ採用しました。テラスタイプは流星群のリーチを伸ばすドラゴンを選択しました。

 両刀にすることで受けループやドオー+アーマーガアといった並びを容易に崩すことができました。また、最速にすることでミラーに対しても強気に出られるのでこの構築では最速一択でした。

 

ハッサム(鋼)@拘り鉢巻
性格:意地っ張り 特性:テクニシャン
実数値:175(236)-199(244)-120-x-100-89(28)
バレットパンチ インファイト 泥棒 蜻蛉返り

 技構成は本体のバレットパンチ、対面操作技の蜻蛉返り、鋼への打点としてインファイト、サーフゴーへの打点として泥棒をそれぞれ採用しました。テラスタイプはバレットパンチのリーチを伸ばす鋼を選択しました。

 他の鋼枠とは違い高火力の鋼技を先制で打つことができるので、フェアリーテラスタルを切ってきたポケモンの龍の舞や蝶の舞といったS上昇を無視して一貫を作ることができる点が強力であり、後述するガブリアスと非常に相性が良かったです。

 

ガブリアス(妖)@オボンの実
性格:意地っ張り 特性:鮫肌
実数値:208(196)-165-140(196)-x-105-137(116)
ドラゴンテール 地震 アイアンヘッド ステルスロック

陽気鉢巻ドラパルトのドラゴンアローオボン込み確定耐え
陽気ガブリアスの逆鱗最高乱数切り耐え
地震で無振りサーフゴー確定1発
準速サーフゴー抜き

 技構成はコンセプトのステルスロックドラゴンテール、一致高打点として地震、風船デカヌチャンや浮遊フェアリーテラスタル(ロトムサザンドラ)への打点としてアイアンヘッドをそれぞれ採用しました。テラスタイプはドラゴンと対面した際に強く動かすことができるフェアリーを選択しました。

 火力とSを伸ばしているため起点ガブリアスミラーで有利を取れる点が偉かったです。初手に投げるのは勿論ですが、ドドゲザンやジバコイル入りには裏においてストッパーやサイクルパーツとする動きも多用しました。このポケモンの仕事量で試合が決まると言っていいほどハッサムを通す上で必須のポケモンでした。

 

マスカーニャ(悪)@気合いの襷
性格:意地っ張り 特性:変幻自在
実数値:151-178(252)-91(4)-x-90-175(252)
トリックフラワー 叩き落とす けたぐり 不意打ち

 技構成は一致打点のトリックフラワー・叩き落とす、高火力先制技として不意打ち、ドドゲザン・サザンドラ・セグレイブ・ジバコイルなどへ一貫するけたぐりをそれぞれ採用しました。テラスタイプは後投げされやすいカイリューウルガモスへのはたき落とすの打点が上がる点、スカーフサーフゴーを不意打ちで縛れるようになる点を評価し悪を選択しました。

 変幻自在はけたぐりをタイプ一致で打つために選択しましたが、副産物として相手が拘りを読んでくれるためミスリードを誘える点も強力でした。終盤スカーフサーフゴーが蔓延していたため悪テラスタルが活きる場面が多かったです。

 

ロトム(妖)@突撃チョッキ
性格:控えめ 特性:浮遊
実数値:157(252)-x-127-170(236)-127-109(20)
ハイドロポンプ 10万ボルト テラバースト ボルトチェンジ

 技構成は一致打点のハイドロポンプ・10万ボルト、対面操作技のボルトチェンジ、後投げされるドラゴンを返り討ちにできるテラバーストです。テラスタイプはフェアリーテラバーストを打ちたいためフェアリーを選択しました。

 主にキラフロル入りやゲンガー入りに初手置きし、ボルトチェンジからドラパルトやハッサムで縛る動きをしました。また、処理の面倒なラウドボーンやヘイラッシャに安定して後投げできる点も偉かったです。相手が拘りを一点読みして行動してくれるため非常に動かしやすい環境でした。

 

ラウドボーン(水)@食べ残し
性格:図太い 特性:天然
実数値:211(252)-x-161(212)-130-95-92(44)
フレアソング 欠伸 身代わり 怠ける

 技構成は最強技のフレアソング、ステルスロックと相性が良い欠伸、キョジオーンを嵌められる身代わり、詰ませを狙える怠けるをそれぞれ採用しました。テラスタイプは元の弱点を消しつつゴールドラッシュが半減になる水を選択しました。

 欠伸+フレアソングで相手に寝かせるか裏に大きな削りを入れるかの選択を迫ることができる点が強力でした。キョジオーン対策として採用したもののキョジオーンがいない構築にも色々と投げることができ汎用性が高くて使いやすかったです。

 

【選出】

・基本選出
から2匹

・ゲンガー、キラフロル入り
or+@1

・キョジオーン入り
+@1

・受けループ

その他柔軟に選出しました。

(あくまで一例なので取り巻きによって変わったりもします。)

 

【結果】

使用者 りむ(@hasarimu_poke)
TN BPちよ 最終87位
(BP=バレットパンチらしいです。)

使用者 チャンタ(自身)
TN ワンチャンス 最高120位/最終736位

 

【終わりに】

 ここまで読んで頂きありがとうございました。

 なにかあれば、
チャンタ (@chanta_poke) / Twitterもしくは
りむちょ (@hasarimu_poke) / Twitterまでお願いします。

 

【Special Thanks】

・構築を一緒に考え結果を残してくれたりむ

・助言をくれた澤村さん、塩麹くん、ねむねむ

・個体を提供してくれたねこ

 

 

8世代総括

 

【ランクバトル戦績】

シーズン 最終順位/最終レート

最後使った並び

 

s1 5728位/1838

s2 625位/1998

s3 1026位/1945

s4 300位/2020 326位/2013

s5 141位/2076 165位/2062

s6 356位/2015

s7 230位/2002

s8 978位/1940

s9 258位/2008

s10 休止

s11 656位/1863

s12 142位/2057

s13 633位/1921

s14 50位/2068 79位/2054 

s15 休止

s16 140位/2012

s17 94位/2011

s18 318位/1938 

s19,20 休止 

s21 74位/2107 

s22,23 休止 

s24 257位/1906
 

s25 休止

s26 3445位/1693

s27 休止

s28 440位/1884

s29 160位/1936 
    
s30 121位/1972 
 
s31 507位/1841
 

s32 休止

s33 70位/2004

s34 83位/1973

s35 休止

 

2000↑×11回、内2100↑×1回、2桁×5回

 

【シーズン毎の振り返り】

・s1〜3

 s1は自身が好きなポケモンであるブラッキーを使いたいと思い一応やっていましたが、最終日が元旦なこともあり終盤は全く潜りませんでした。最終日は飲み会→オールボウリング→初日の出と遊び倒しました。

 s2,3はそれぞれ上位の人の構築を参考に組んで、この辺は最終500位以内を目指してやっていました。今となっては考えられませんが当時は500位くらいでもレート2000あったらしい、、、。結果としてはダイマ択の解消がうまく出来ず目標を達成することができませんでした。

・s4〜6

 s4で澤村さんからダイマ択の解消法について教えを乞うことができ、順位が伸びるようになりました。s5,6は澤村さんとほとんど同じ構築を触り、動かし方を学ぶことであと1歩で2桁に届きそうというラインまでいくことができるようになりました(最高レート209xくらいまでいってたらしい)。この頃から誰かに構築を相談したり、誰かと一緒に構築を考えるようになり1人で取り組むより圧倒的に良い構築・プレイングができるようになったと感じました。

・s7

 リベロエースバーンの解禁によりこれまでの構築が破綻したため自身で試行錯誤し新たに構築を考えていきました。その中でもチョッキエースバーンは自分の中では革命的で、一時期クゥリさんなど他のブラッキー使いの方達にも使って頂けたりと、とても楽しいシーズンでした。このチョッキエースバーンがきっかけでねむねむとも仲良くなりブラッキー構築を一緒に考えるようになりました。

・s8,9

 s8はヨロイの孤島のポケモン達が解禁されやっとハッサムが使えるシーズンになったため、ハッサム構築を考えました。s8はカバギャラハッサムという7世代で2000を達成した構築を再現しようと組みましたが2000には届きませんでした。ハッサムの解禁に伴って疎遠となっていたりむさんと交流するようになり、よく通話をする仲になりました。

 s9ではりむさんがs8で20位を獲得したハッサム構築をベースに組み、8世代でのハッサム入り初2000を達成できました。序盤はブラッキー軸を使っていましたが下振れで消えました。

・s10,11

 s10は上位ポケモン禁止ルールとなり、パッチラゴンが使用率1位と言うとんでもないことが起こりました。誰も対面を見て技を押してこないのでおもんなくてs10の最終日はねむねむと「冴えないヒロインの育てかたfine」の鑑賞会をしていました。

 s11は上位の択を作りにくそうな並びを参考に潜りましたが大した結果は出せませんでした。この環境が1番嫌いでした。

・s12〜14

 s12で冠の雪原のポケモン達が解禁され、ヒードランボーマンダなどが使えるようになったので、ねむねむと新生ブラマンダについて考察しました。HB眠るマンダ+HDナットレイはとても強いと感じましたが、ウーラオスの存在からブラッキーが強く使えず2100は達成できませんでした。普段よく遊ぶメンバーは皆2100を達成していて泣きました。

 s13はウーラオスがしんどかったのでナットドランから離れたブラマンダを考え潜りましたが結果は出せませんでした。

 s14はある身内の言葉をきっかけにこれまでブラッキーハッサムといった相棒枠のポケモンから組んでいた構築をやめ、2100ないし2桁を狙える環境に適した構築を握ろうと決めました。澤村さんからHCポリゴン2が強いという話を聞き、これをベースに澤村さんや塩麹くんと相談しながら構築を組んでいきました。結果、2100は達成できなかったものの初の2桁順位を達成することができました。このシーズンはとても成長を感じることができたシーズンでした。

・s15〜17

 竜王戦ルールとなりましたが、s15はリアルが忙しかったので一時休止し、s16から始めました。s15でぴちさんが結果を残したダイナハッサムランドの並びをぴちさん本人と相談しながら改造していき構築を組みました。前期の環境上位構築に有利が取れるように組むことができなんとか2000を達成することができましたが、終盤に有効期限が切れそれ以上を狙うことができませんでした。

 s17では澤村さん塩麹くんと相談しながらネクロズマ軸の構築を考えていきました。初めはネクロポリ2のサイクルに寄った構築でしたが、やはりウーラオスがキツすぎて結局対面寄りの構築になりました。練度をあげてなんとか2度目の2桁を達成できました。

・s18〜20

 s18は冠ルールが戻ってきたので、どこかの記事で読んで気になっていたタラプバトンサンダーを軸にした構築を考えていきました。まあまあ面白く、2000も乗せることができましたが、そこから勝つことができませんでした。ウキウキで記事を書くつもりだったので残念でした。

 s19,20は忙しかったので休止しました。

・s21〜23

 s21からダイマなし竜王戦が始まりました。ハッサムを強く使えるルールだと感じたので、ムゲンダイナハッサムを軸とした構築を考え、8世代の目標であった2100を達成できました。環境に存在しなかった原種ヤドキングや3Wマジフレムゲンダイナの型を考えて数名の方に参考にして頂けたりと、とても思い入れのある構築になりました。

 s22,23は忙しかったので休止しました。

・s24〜26

 s24から竜王戦ルールが戻ってきたので、澤村さんが一緒に考えようと言ってくれたイベルタル軸を使用しました。2桁チャレくらいまでは行けましたがそこから勝てませんでした。

 s25は忙しくて休止、s26はグラードンを使いたいと思ったのでガチガチの対面構築を組みました。戦術がバレバレで笑えるくらい全く勝てませんでした。

・s27〜33

 s27から伝説2体ルールが始まりました。s27は忙しかったので休止、s28から始めました。s28ではネクロズマを軸としたサイクル構築が強そうだと思ったので、ゼルネネクロの並びから考えました。終盤まで2桁をキープできていましたが、釣り交換を1度されるだけで厳しくなってしまい最終日に勝ちきれませんでした。

 s29はドラパガエンっぽい動きができそうなゼクロムガエンを使用しました。最終日2桁は踏めましたが2000チャレを2回失敗して撃沈しました。

 s30はリフレクタームゲンダイナ軸のサイクル構築を使用しました。イベルタルダイマックスが最強だったので組み合わせましたが、使い手が下手すぎて最終日2桁すら踏めませんでした。

 s31は前期のリベンジでリフレクタームゲンダイナとカイオーガを組み合わせました。構築は非常に強く2桁も乗せることはできましたが、下振れしまくって2000チャレを負けてからズルズル落ちていきました。電磁波が強すぎて受けを前提としたサイクル構築はどうしても無理がでると感じました。時渡りオフでもまあまあ勝てたので結構自信があっただけに悔しかったです。

 s32は萎えて休止、s33もやる気はなかったのですが、あしゅが一緒にやろうと声をかけてくれたのでやることにしました。しかし、終盤まで全く勝てず4桁を彷徨っていました。そうすると最終日3日前くらいになってバドザシにチョッキラグラージいれたら強そうじゃね?ということを思いついて構築を組み直しました。これがうまくはまり伝説2体環境でやっと2000&2桁を達成できました。s31萎えただけに気持ちよく終わりたかったので保存しました。あしゅと一緒に構築を考えていましたが、結局お互いで全然違う構築を最後使用していて面白かったです。

・s34,35

s34からは伝説幻何体でもOKのふざけたルールになりました。プールが狭すぎてつまらないだろーなと思いやる気がありませんでしたが、病気なので構築だけは考えていました。黒バドレックス軸を考えていたところ澤村さんから悪巧みバトンタッチで特殊イベルタルに対応できると聞き構築に組み込みました。これが上手くはまり2000を達成できました。さらに上位の順位を狙うため42位から特攻しましたが、そこから2連敗し8:45だったので時間的に間に合わず終わりました。上位を狙えるシーズンだったので残念です。

 s35は忙しいので休止しました。

 

【総括】

 総じてめちゃくちゃ楽しかった、これに尽きます。7世代ではどちらかというと1人で黙々とやっていたタイプだったので、8世代になってから色々な人と関わってより一層ポケモンが楽しくなりました。人と話して一緒に考えることが自身の成長に繋がったと強く感じるので、9世代でも今の繋がりを大切にして楽しんでプレイしたいです。反省としては2000ラインや2桁ラインで何度か保存してしまったことです。9世代では中途半端な順位で満足することなくさらに上位を目指して特攻していきたいと思います。

 9世代の目標 < 最終1桁をとる >

 

 

【剣盾s34シングル】バトンタッチバドイベル【最終83位】


【始めに】

 閲覧ありがとうございます。チャンタです。

 今回はs34で使用した構築を紹介します。

 

【並び】

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【構築経緯】


 黒バドレックスが環境に存在するほとんどのポケモンに有利をとれると感じ使用を検討しました。しかし、天敵であるイベルタルが採用率2位でありほぼ全ての構築に採用されているため、イベルタル入りにも選出可能な型で採用する必要がありました。そこで悪巧み+バトンタッチを搭載し、チョッキイベルタルに繋ぐことを考えました。相手の特殊珠ダイジェットを2耐えし、こちらのC2段階上昇デスウイングで回復が間に合うため、相手の後投げイベルタル(特殊)の全行動に対する回答となります。この動きが強いと感じ、襷黒バトレックス+チョッキイベルタルの並びを構築の始点としました。


 黒バドレックスからの展開では相手のカイオーガディアルガといったチョッキ型で採用もしくは初手ダイマックスを切ってくるポケモンに対応するのが難しくなります。そこで、これらのポケモンに強いHDザシアンを採用しました。初手に置いて出落ちしないポケモンはサイクルが成立しにくいこの環境で非常に重要だと考えています。


 ここまででSの速いザシアンの上をとることができるのが黒バドレックスしか存在しないため、もう1匹ザシアンを上から縛れる枠としてスカーフカイオーガを採用しました。上記3匹では重いホウオウに強い点や限定的な条件ではあるものの黒バドレックスのバトン先となれる点も評価しました。


 最後に、上記4匹で対応不可能な構築に対し強引な崩しとなれる珠ゼクロムゼクロムが安全に舞う盤面を整えるための起点作成要員としてラグラージをそれぞれ採用しました。


 以上で構築が完成しました。

 

【個体紹介】

黒バドレックス@気合いの襷
性格:臆病 特性:人馬一体
実数値:175-x-101(4)-217(252)-120-222(252)
アストラルビット 悪巧み バトンタッチ 挑発

 

カイオーガ@拘りスカーフ
性格:臆病 特性:雨降らし
実数値:175-x-111(4)-202(252)-160-156(252)
潮吹き 雷 冷凍ビーム 根源の波動

 

ザシアン@朽ちた剣
性格:意地っ張り 特性:不撓の剣
199(252)-210(4)-136(4)-x-162(212)-173(36)
巨獣斬 ワイルドボルト インファイト 電光石火

カイオーガの特化潮吹き、ディアルガの特化珠ダイアースを75%で耐える
臆病黒バドレックスのアストラルビットを52%で2回耐える
メタモン勝率60.6%(最大)
B4振りカイオーガインファイト+電光石火で93.7%で落ちる

 

イベルタル@突撃チョッキ
性格:控えめ 特性:ダークオーラ
実数値:203(12)-135-116(4)-168(12)-148(236)-150(244)
悪の波動 デスウイング 熱風 蜻蛉返り

イベルタルの特化珠ダイジェット(130特殊)を98.9%で2回耐える
無振りイベルタルにC2段階上昇デスウイングがダメージ129~(回復量96~)
S1段階上昇で最速黒バドレックス抜き

 

ゼクロム@命の珠
性格:陽気 特性:テラボルテージ
実数値:175-202(252)-140-x-121(4)-156(252)
雷撃 逆鱗 ダブルウイング 龍の舞

 

ラグラージ@食べ残し
性格:生意気 特性:激流
実数値:207(252)-130-111(4)-x-156(252)-58
クイックターン 地震 欠伸 ステルスロック

カイオーガの特化潮吹きを81.3%で耐える

 

【結果】

TN ガイスト 最終83位/1973 (最高42位/200x)

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【終わりに】

 ここまで読んで頂きありがとうございました。

 なにかあればチャンタ (@chanta_poke) / Twitterまでお願いします。

 

【Special Thanks】

 悪巧み+バトンタッチのギミックを教えてくれた澤村さん
 最終日通話に付き合ってくれたりむさん
 調整を練り直す必要性に気づかせてくれたしおいぬさん
 最終日ユナイトで遊んでくれたねむねむさん

 なんかケロンパ

 

 

 

 

 

 

【剣盾s33シングル】ラグバドザシアン【最終70位】

【始めに】

 閲覧ありがとうございます。チャンタです。
 今回はs33で使用した構築を紹介します。

 

【並び】

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 前期結果を残したサックーさんの構築をベースに組みました。

sakku-poke.hatenablog.com

 

【個体紹介】*原案からの変更点を記載していきます。

ラグラージ@突撃チョッキ
性格:意地っ張り 特性:激流
205(236)-178(252)-110-x-110-83(20)
クイックターン 地震 雪雪崩 瓦割り

 カバルドンからの変更です。理由は、自身の撒く砂によって黒バドレックスの気合いの襷を削ってしまうこと、前期の1位2位がどちらもカバルドン展開の構築であり今シーズンはある程度「ステルスロック+欠伸」にメタが回ると考えたこと、挑発オーロンゲによる壁展開が無視できないレベルで存在すること、黒バドレックスとザシアンがどちらもダイマックスなしで強いポケモンなのでダイマックスを強く使える型で採用したかったこと、などです。非常に構築と環境にかみ合っていたと感じました。

 

ザシアン@朽ちた剣
性格:意地っ張り 特性:不撓の剣
197(236)-220(76)-146(84)-x-136(4)-182(108)
巨獣斬 じゃれつく 聖なる剣 電光石火

 同調整のザシアンに上をとれるようBを1つ落としてSに振っています。また、カバルドン展開をやめたので剣の舞を切って汎用打点のじゃれつくを採用しました。色々耐える神調整でした。

 

黒バドレックス@気合いの襷
性格:臆病 特性:人馬一体
185(76)-x-100-208(180)-120-222(252)
アストラルビット 未来予知 破壊光線 悪巧み

 Hに少し振ることでサンダー、ランドロスのダイジェットを2耐えするので、サンダー+ポリゴン2やランドロス+ポリゴン2といった並びに対して対面ダイサイコから入ることができます。未来予知媒体の火力のおかげでHBのポリゴン2に対しては受け出しを許さない点が強かったです。また、黒バドレックス受け+ザシアン受けの並びに対しても臆さずバドレックス+ザシアンの選出ができたり、ラッキーに対して未来予知→悪巧みと選択することで歌うからの交換を咎めることができたりと、未来予知は有用な場面が多かったです。

 

サンダー@命の珠
性格:臆病 特性:静電気
165-x-106(4)-177(252)-110-167(252)
放電 暴風 ボルトチェンジ 羽休め

 最速CSが個人的に1番使いやすいので耐久には振りませんでした。また、上振れを狙って特性を静電気、雷を放電に変更しています。非ダイマでも強いのが偉いです。

 

ガオガエン@食べ残し
性格:腕白 特性:威嚇
202(252)-136(4)-132(76)-x-132(172)-81(4)
フレアドライブ DDラリアット 蜻蛉返り ビルドアップ

 耐久に多く振りビルドアップを採用しました。ポリゴン2やHBホウオウを起点にしたり、相手から見えない勝ち筋を産むことができて強かったです。

 

ウオノラゴン@イバンのみ
性格:意地っ張り 特性:頑丈顎
197(252)-145(172)-123(20)-x-107(52)-97(12)
エラがみ 逆鱗 噛み砕く 堪える

 怒りの前歯を噛み砕くに変更したことで黒バドレックス入りに選出しやすくなりました。崩しになりつつアタッカーの攻撃を何でも良い感じにイバン圏内で耐えるので、スタンダード+ラキヌオーのような構築によく選出しました。

 

【結果】

TN チャンタぽけ 最終70位/2004

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【感想】

 下振れ構築をやめたおかげで対戦時間もそんなに長くなく、負けてもすぐ切替えることができたので、そこそこ楽しめました。久々に最終2000&2桁フィニッシュできて良かったです。しかし、前日の感触からもっと勝てると思っていたので、そこは惜しかったなーと悔やんでいます。最終日3日前くらいに思いつきで組んで使用したため、練度が足りずプレイングも拙かったです。

 ここまで読んで頂きありがとうございました。